ドイツ ９０頭の牛を飼っていた牛舎がガス爆発

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ドイツで27日、牛から放出されたメタンガスが牛舎に充満して爆発し、屋根が損傷したほか牛1頭が軽いやけどを負いました。
警察が28日発表しました。


中部ヘッセン州ラスドルフの警察が明らかにしたところによると、「乳牛90頭を飼育していた牛舎で、なんらかの理由によってメタンが蓄積し、おそらく静電気で引火して爆発した」とみられるそうです。


さらに、「屋根の覆いの数か所が若干破損し、1頭の牛が軽いやけどを負った」としています。


事故現場には消防隊が駆けつけ、後にガス作業員1人も到着してメタンの濃度を測定する騒ぎとなりました。





牛の胃の中には多くの微生物が居ます。
この微生物が餌である草を分解するのですが、その際に発酵ガスを発生するそうです。


その醗酵ガスが口から出てくるのですが、このガスのことを曖気（あいき）と呼びます。
要するに一般的に言うところの「ゲップ」です。
この「ゲップ」すなわち、発酵ガスにメタンガスが含まれているそうです。



以前テレビの番組で、牛にマスクをかぶせ、そこからホースをつなげて
ゲップのにおいを嵐の二宮くんに嗅がせるコーナーがありました。


二宮くんがひっくり返ってしまうほどの臭気だったようで
目からは涙がこぼれていました。


メタンガスって、相当臭いんですね。

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タグ：ドイツ　牛舎　ガス爆発